柏児童相談所について、思ったこと。

こんばんは。
柏市議会議員の岡田ちかです。

連日、新聞やテレビでは、野田市で起きた痛ましい事件が取り上げられています。そして、県の柏児童相談員所の対応については、多くの批判が寄せられています。しかし、単に職員を非難をするだけでなく、その背景や原因を解明しなければ、根本的な解決にはならないように思います。

2年程前ですが、旧民主党の仲間と一緒に、その柏児相に視察に行きました。
専門家も、場所(保護するスペース)も足りない中で、職員が過酷な労働の中にいるといった印象を受けました。

今回の職員の対応には、勿論、大きな問題があります。しかし、職員1人1人に大きな負担がかかっていることも否めません。

柏市のような中核市は、市独自に児童相談所を設けることができます。
旧民主党議員の仲間で、市長に対し、児童相談所ので早期設置を要望しました。市では、設置を前向きに捉え、調査のために市役所職員を関係機関に出向させたりもしています。

しかし、中核市で児童相談所を設置するには、人材や財源の確保が、大きな壁となるのです。

ただ、身近でこうした事件があったことを考えると、やはり早急に柏市の児童相談所を設置し、手厚く保護できる子供を増やしていかなければならないと思います。

そしてもう1つ、、、、今回のケースは当てはまらないかもしれませんが、孤独で子育てを行うことでうつ病を発症し、それが引き金で子供を虐待したり、子供の育て方がわからない、親としての自覚が持てないなどといったケースも近年は増えています。

行政が、こうした親を手助けする必要もあると思います。
出産の高齢化が進み、実家の親に頼れないケースや1人で子供を育てる家庭も益々増える中、行政が担う役割は、確実に変わってきているはずです。

こうした悲しい事件が、二度と起こらないよう、私たちも市と共に様々な施策を考えていきます。

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