議会報告_No.4【2016年秋冬】

 

ごあいさつ

柏市議会議員となって、1年数ヶ月が経ちました。
「光陰矢の如し」と言いますが、この1年は、今までにない速さで過ぎていきました。2年目も、初心を忘れずに地道な活動を続けていきたいと思っています。 また、前回の議会報告(夏号)では、立候補に際して掲げた7つの提言について、自分なりの評価をしてみました。実現は、まだ途中の段階ですが、焦らず、慌てず、目先のことに捉われず、丁寧に取り組んで参ります!

平成28年第3回定例会

平成28 年第3回定例会は、9月2日(金)に招集され、質疑並びに一般質問、各委員会、採決を経て23 日(金)に閉会しました。
柏市議会議員は、8月に改選があるため、9月議会で正副議長の選挙、各委員会の正副委員長の互選が行われます(正副議長、正副委員長は、毎年選出)。初日には、新しい議長、副議長が選出されました。
議案では、東武アーバンパークライン高柳駅自由通路整備工事の契約、柏市印鑑条例の一部を改正する条例の制定、一般会計補正予算などについて上程され、35議案が可決・同意されました。その他柏駅西口北地区再開事業やそごう跡地の利用について、様々な意見が出されました。

以下、今議会において岡田ちかが注目した点をご 案内します。

  1. 市長が市政報告の中で、「市では平成29 年度から保育士に対する独自の給与上乗せ補助を実施するよう、準備を進めている」と述べました。待機児童の解消に向け、市の積極的な取り組みを期待します。
  2. 11月1日より、マイナンバーカードを利用して全国のコンビニ等で住民票等が取得できるサービスが始まります。
    市民サービスが向上する反面、安全性の更なる確保が必要となります。市民環境委員会の中では、費用対効果についても議論されました。私は委員会の中で「費用対効果という議論は、サービス提供による市職員の残業等の減少なども含め、総合的に判断されたい。また、サラリーマン層等の利用状況等をしっかり調査し、その意見を聞いて欲し。」と述べ、担当課長より「利用者の意見を、きちんと吸い上げたい。」という回答を頂きました。

市議の仕事

9月・10月は、敬老会、運動会、体育祭、ふるさと協議会主催のグラウンド・ゴルフ大会、柏市文化祭のオープニングセレモニー、市民体育大会、戦没者追悼式、下総航空基地記念行事、エコマラソン開会式など、たくさんの行事に出席させていただきました。
日頃はなかなかお会いする機会のない方々と、時間を共有することで、新しい発見などもあります。

柏市議会議員の政務活動費

マスコミ等では、このところ毎日、地方議員の政務活動費不正請求問題が取り上げられています。
政務活動費は、半年分が先に振り込まれます。政務活動費の金額は市町村によっても違いますが、柏市では、会は所属議員は、会派と個人で合わせて月8万円が交付されます。私が所属する柏愛倶楽部では、会派に月1万円、個人に月7万円が交付されます。
昨年度私は、個人に交付された49万円のうち、約15万円を返却しました。しかし、返却した金額が多ければ良いというわけではありません。要は、皆さまからお預かりした政務活動費を、いかに有効に利用するかが、大事なことだと思っています。
柏市では、政務活動費を飲食費や車のリース代に使用できませんし、図書費購入した図書の題名を記入する必要があります。また、こうした議会報告は政務活動費で作成できますが、例えば、自分のプロフィールなど議会報告と関係ない部分は按分して(除いて)います。
柏市の議会事務局では、誤解を真似稀有可能性の高いものに対しては、事前に注意してくれるので、私のような新人にとっては、大変助かります。今後も引き続き気を引き締めて、お預かりした政務活動費を大切に使わせていただきたいと思っています。

ちなみに、各議員の収支報告書は、どなたでも柏市役所の行政資料室で閲覧可能です。

9月議会 岡田ちかの質問

今回の一般質問では

  • 前回要望した産後ケアの調査研究の進捗状況
  • 柏市での待機児童問題
  • 高柳駅自由通路整備工事による駅利用者への影響
  • 高柳駅東口道路の早期整備の要望
  • 7月の参議院選挙における、柏市の主権者教育の効果
  • オリンピックを意識した小中学生に対する伝統・文化教育の充実

について、質問・要望し、執行部より回答を頂きました。質問を長期にわたり粘り強く続けることで市がその必要性を感じ実現するという場合も多いので、根気よく続けていきます。

1 子育て支援について

Q 第2回定例会の中で、本誌でも産後ショートステイ、産後デイケアと言った産後ケア制度を取り入れて欲しいという要望を行ったが、進捗状況は?

A 足しの情報の収集や医療機関の実施状況などの調査を進めており、医療機関と連携した支援体制に検討を進めていく。

2 教育行政について

Q 家族や地域社会において、子供たちが伝統や文化について理解し経験する機会が減る中、東京オリンピック、パラリンピックを意識し、市内の小中学校において日本の伝統教育を充実させては如何か?

A 東京オリンピックを契機として、学校教育部でも日本の伝統文化教区等の一層の充実に向けて取り組んでいく。

3 土木行政について

Q 高柳駅自由通路整備工事に於ける利用者への影響は?

A 六実駅側にある直近の踏切を閉鎖する予定だが、この閉鎖までに自由通路を使用させたいと考える。先行して閉鎖する場合でも、影響期間が短くなるように努め、利用者に対し積極的に工事情報を提供していく。

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